SNS運用

初心者ハンドメイド作家にThreadsをすすめない理由5選【ハンドメイド歴10年の本音】

「初心者こそSNSを使うべき」と言われる時代。
でも、それがすべて正しいとは限りません。

最近、ハンドメイドを始めたばかりの方が、
いきなりThreadsで活動を始める様子をよく見かけます。

正直に言います。
私は、初心者にはThreadsはおすすめしません。

気軽につぶやけるし、仲間も見つかりそう。
でも、初心者にはまだ受け止めきれない情報や空気感がそこにはあるんです。

今回はあえて、メリットは書きません。
「なぜ初心者にとってデメリットが多いのか?」「デメリットだけ」に絞って、
ハンドメイド歴10年の視点からお話しします。

これから頑張りたいと思っている方ほど、ぜひ読んでほしい内容です。


*この記事の一部では、AI(ChatGPT)の回答を参考にしています。ChatGPTの回答はAIによって生成されたものであり、正確性や最新性を保証するものではありません。AIが生成した情報に基づき、実際の経験や調査を加えた内容をお届けします。必要に応じて情報を確認の上、参考にしてください。
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お客様側の意見が、勝手に流れてくる

Instagramでは、自分がフォローしたアカウントの投稿しか基本見ませんよね。
でもThreadsでは違います。

フォローしていなくても、
「おすすめ」欄にお客様の率直な意見が大量に流れてきます。

「このレジンのキーホルダーでこの値段は高いわ〜」
「ハンドメイドって正直、既製品よりクオリティ低いし…」

こうしたコメントを見るたびに、初心者の方は不安になるでしょう。
それは自然なことです。

でも、まだ作品作りに集中すべき時期に、
他人の意見に左右される環境は、危険です。


値段が定まらなくなる

初心者の方がThreadsでよくやりがちなのが、
「この作品、いくらなら買いますか?」という質問投稿。

気持ちはわかります。
自分では適正価格がわからない。

でも、値段は「他人に聞いて決める」ものではありません。

マルシェや委託で実際に売って、反応を見て、ようやく価格の感覚がつかめてきます。
最初は失敗してもいいんです。

でも、他人の意見に頼りすぎると、自分の基準が育たないままになります。

イベントを自分で探す経験はとても大切。
自身でイベントに出向くことや、販売サイトもまず触れてみるところから。
何もせず、まず質問をしていたら、折角もらったアドバイスも、何も響きません。


SNS上の「主語が大きすぎる意見」に振り回される

Threadsを見ていると、よく流れてくるのがこういう投稿:

「ハンドメイド作家さん、自分を安売りしないで!」
「〇〇円以下で売る人、業界壊してるよ!」

こういった大きな主語の発言に、
自分の未熟さを忘れてしまう初心者さんが多すぎます。

材料費は高かったかもしれない。
でも、完成度はまだまだかもしれない。

それなのに、頭でっかちになって高値をつけた結果、
「全然売れない…」という悪循環に。


弱音をつい呟いてしまう。
それが「お客様の目」に触れてしまう

「売れない…どうしたらいいですか?」
「あの作家さんはあんなに売れてるのに、私は…」

Threadsは気軽に呟けるからこそ、
ネガティブな感情を外に出しやすいSNSです。

でも、気をつけてください。
あなたの投稿、お客様も見ています。

人は、前向きで自信のある作家から買いたいものです。

弱音を吐くのは悪いことじゃない。
でも、場所とタイミングは考えるべきです。


「まず調べて、動く力」が育たない

「マルシェってどこで出られるんですか?」
「委託先ってどうやって探しましたか?」

もちろん、わからないことは聞いていい。

でも、自分で検索もせずにいきなり質問するのは、
作家としての筋力が育ちません。

本来なら、
SNSでマルシェ開催情報を探し、応募し、落ちて、また応募して…
という経験の積み重ねが必要です。

Threadsは「親切な人が教えてくれる場所」になりがちですが、
それに甘えていては成長できません。

Threadsの前にやっておきたいこと、それは「地に足をつけて経験すること」
たとえばこちらの本では、価格設定や販売先の見極め方など、
初心者が迷いやすいポイントを丁寧に解説しています。


では、Threadsはいつから使ってもいいの?

誤解のないように言うと、Threadsが悪いわけではありません。

ある程度経験を積んで、
「お客様の声」との距離感を保てるようになったら、
活用できるツールになります。

例えば…

・自分の価格に自信を持てるようになった
・作品のクオリティが安定してきた
・メンタルがブレにくくなって

そんな人なら、Threadsは「広報ツール」としてとても有効です。

でも、それまでは
「見なくていい情報をシャットアウトする」ことも大切です。

発信の場では、気持ちのコントロールも大切になってきます。
SNSとうまく付き合うために、こういった本を読んでみるのもおすすめです。


おわりに:今はまず、自分の足で立つ練習を

私も10年前、最初は右も左もわかりませんでした。
でも、失敗を繰り返しながら、自分のやり方を模索してきたからこそ、
今があります。

Threadsで情報を拾うのもいいけれど、
一番大事なのは「自分の手で経験すること」。
焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
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ゆこ
ハンドメイド作家になり、個人でのフリマサイトでの販売や、SNS等を利用したライブコマース販売を経験し、数年。。 世の中が著作権の取り締まりに厳しくなり始め、コロナ禍に突入し、おうち時間の変化→ハンドメイド作家量産期へ。 個人での販売に限界を感じ、作品の販売方法を個人→委託へシフトチェンジ。 委託販売を数年経験し、現在は受託側になり自身のハンドメイド委託販売店を経営しながら奮闘する30代です。