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(…意外といるんです。リバティ社様の規約違反をしている作家さん)
リバティ生地を使ってハンドメイド作品を作る・販売することにおいて。
販売規約やルール。販売できない生地などがあることを、知っていますか?
知らなかった。で 済ませてはいけないし、ルールを守らない人がいると、そんな人たちのせいでリバティのブランド価値も落としかねません。
きちんとルールを把握して、ルールを守って、楽しくリバティ生地使用のハンドメイド作品をつくりましょう!
ルールを守るって大切なことですよねぇ
リバティ生地を使用したハンドメイド作品を販売する際の注意点
リバティ生地を使用したハンドメイド作品を販売する際には、いくつかの重要な注意点があります。 特に、著作権や商標権、品質管理、販売戦略などに関して注意が必要です。その主な注意点を上げていきます。
1.著作権と商標権の確認
- 商用利用の制限:リバティ生地は美しくとても有名ですが、それぞれのデザインには著作権や商標が定められている可能性があります。 購入時に、その生地を使用した作品を商業目的(販売)で使用できるかどうかを確認することが重要です。 一部のリバティ生地は商業利用が制限されている場合があります。
- Liberty Fabricsのロゴ名や使用に注意: リバティ生地を使用した作品の販売に関して、作品の紹介やマーケティングで「Liberty」や「Liberty Fabrics」の名前やロゴを使う場合には、商標法にて禁止されているものがあります。特に「公式リバティ製品」として消費者が勘違いしてしまう様な表現は避けるべきです。
2.生地購入元の確認
- 正規品の使用: Liberty Fabricsの人気の裏で、コピー商品が出回ることもあります。ハンドメイド作品を販売する際は、正規の販売店や信頼できるオンラインショップで購入した生地を使用することはもちろん大切なことです。きちんと確認して正規品を使用することで、品質や信頼性を保証し、顧客様とのトラブルを回避することができます。
3.価格設定とコスト管理
- リバティ生地は高価です: Liberty Fabricsは高品質なデザイン布であり、そのため原価が高くなる傾向があります。 適切な価格設定を行い、材料費だけでなく、製作時間やその他のコスト(配送費、梱包材費用など)も考慮して販売価格を設定する必要があります。
- 付加価値の提供:リバティ生地自体が高級品であるため、オリジナリティのあるデザインや、良い製品を作ることで付加価値を重視し、顧客様に「買ってよかった」と思ってもらうことが重要です。
4.品質管理
- 丁寧な製作と検品:リバティ生地を使用した作品は、その品質を守るためにもこだわった丁寧な製作が求められます。 縫製の精度や仕上がりの品質をしっかりと、商品が届いたときに顧客様が満足できるように。ハンドメイドならではの高品質な仕上がりを提供することが信頼を築く鍵となります。
- 洗濯や取り扱いに関する説明書き:リバティ生地の特性に合わせて、作品の取り扱いや洗濯方法を理解することが重要です。品質表記をきちんとすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
5.販売プラットフォームの選択
- オンライン販売の注意点:Liberty Fabricsを使ったハンドメイド作品は、オンラインプラットフォーム(例、minne(ミンネ)、Creema(クリーマ)、BASE(ベイス)など)で販売することが多いですが、それぞれのプラットフォームには独自の規約があるため、著作権や商標に関する規約には細心の注意を払いましょう。
- SNSやブログで:自分自身のプロモーション作品を宣伝する際、リバティ生地を使っていることを強調したい場合もあるでしょうが、前述のようにブランド名の使用には注意が必要です。そのような考えを踏まえた表現を避け、正確な情報を提供することが大切です。
6.個別オーダーやカスタムメイド対応
- 顧客ニーズに応えるサービス: Liberty Fabricsを使用したカスタムメイドの作品は、オリジナリティがあり特別感が高いので、オーダー注文に応じて制作するサービスを提供することも有効です。 特別なアイテムを作ることで、付加価値が高められます。
- 納期の管理:ハンドメイド作品は時間がかかるため、オーダー品の場合は納期をしっかりと管理し、顧客様に対して遅延が発生しないようにしましょう。信頼性のある対応はリピーターを生む重要な要素になります。
7.法的・税務的な注意点
- 販売における法的責任:商品の安全性や品質表示に関する法的責任が、自身のハンドメイド作品にあるという自覚はとても大切です。 特に子ども向けの作品や服飾品を販売する場合、素材の安全性やアレルギーに関する情報を理解する必要があるかもしれません。
- 確定申告と税務管理:ハンドメイド作品の販売が収益化した場合、一定の金額を超えると確定申告が必要です。副業として行っている場合でも、収益がある場合は税務の義務が発生するので、しっかりと売上や経費を記録しておくことが重要です。
まとめ
リバティ生地を使ったハンドメイド作品は、その美しさと品質でとても多くのファンを引き付けますが、著作権や商標、品質管理、価格設定、法的責任などに注意する必要があります。丁寧な対応で、お客様にご満足していただける作品作りを心掛けることが成功の鍵となります。
【リバティジャパン公式ホームページ】
ここまでが、追記の内容。ここから先は、今まであった記事をグレードアップした内容になります。
リバティ生地は、商用利用できるけど、ルールがある
リバティプリント(リバティ生地)を使用して製作したハンドメイド作品を販売する際は、リバティ社さんのオリジナル商品と誤解されないよう、
ハンドメイド作品
であることを記載する。
「LIBERTY」や「LIBERTY FABRICS」など、ロゴ(商標)を用いた表現はNGになります。
表記する際のポイント
NGな書き方・・・
「リバティポーチ」「リバティバッグ」「リバティリボン」「リバティ〇〇」などといったリバティの形容詞的な表記での販売は、販売規約違反になります。
消費者様にそれがリバティ社様のオリジナル商品であると誤解を与えてしまう可能性があるためです。
OKな書き方・・・
「リバティプリント使用」「リバティファブリックス使用」などの表記であれば大丈夫です。
抑えるべきポイントは、あくまでも手芸店で売っているリバティ社様の生地を使って、ハンドメイド作品を作ったよ!と分かるように表記をして、販売をすること!
商用不可のリバティ生地もあることを知っておこう
ハローキティとリバティのコラボレーション生地は、株式会社サンリオ様より許諾されていない商品になる為、販売は禁止になるとのこと。
ここで注意をしたいのが、ノベルティでこちらのサンリオコラボ生地を使用したハンドメイド作品を扱っている作家様を見かけたことがあります。
…それ…ダメでしょ…。と私は思います。
キティちゃんコラボの作品自体に値段は付けていなくても、結果的にそのノベルティ欲しさにキティちゃんじゃないハンドメイド作品を買う。相乗効果で売れているのであれば、キティちゃんを販売していることと変わらないのでは?と思うんですよね。
グレーゾーンと認識しているのか。ダメだと分かっていながら、売れるからやっているのか。。
人それぞれ認識が違ったり、ルールが曖昧なところではあるけれど、曖昧だからって、人から言われなければいいや~。みたいな感じで、ズルイことをしているハンドメイド作家さんが、私は嫌いです。ハンドメイドの世界がどんどん無法地帯になるから。
複製は、ダメ。絶対。
リバティプリントの「二次使用」(複製)はダメですよ~!!!
リバティ生地のデザインを複製して、シール・包装紙・マグカップ等を作り出すことは
「著作権(複製権)の侵害」
となり、法律で禁止されています。
これも、えっ…大丈夫なんこれ?ってなる人をInstagramの世界でたまに見かけますねぇ…。訴えられればいいのに!けっ!って思います。
最近、特に気になるハンドメイド講師たち
ここまで書いた内容は、ワタクシInstagramの投稿にも載せたものなのですが、ここから書く内容は、等ブログ限定の内容となっております。
(noteではここから有料記事に設定させて頂いてます。)
個人が特定できないように書きますが、これもね~…多いんですよ。
以前、筆者が運営するハンドメイドショップに委託販売をした作家様がいたのですが。
その方は、マルシェ出店や通信レッスンの講師としての活動をメインでされている方で、今回この記事でも書いた《リバティ社の規約》が守れていない販売の仕方をしている方でした。
納品があり、委託販売をし、こちらのリバティ社様の規約が守れていないことをお伝えしたというか、もう、ハッキリと指摘したところ…
「知りませんでした」
とのこと。
知識のない講師って怖いわぁ…。
知識のない講師とかこわっ。って本気で思いました…。
でもその人のInstagramは「リバティ〇〇を作ろう!」「リバティで作る〇〇!」「リバティ〇〇!」と、まぁ~自身のアピールポイントが、リバティ生地を使って何かを作ることを教えるハンドメイド講師なんですね。
リバティ社様の生地を使って、リバティ社様の名前を使って、それが宣伝や広告になり、人が集まって、
結果として講師としてハンドメイド作品の作り方を教えている立場なのに、そのリバティの規約すら知らない。。。世も末ですな。
そして、リバティ社様の規約だけでなく、等ハンドメイドショップの規約やルールも守られていない納品の仕方だった為、
知らなかったでは済ませないですよと。今回ブログに書いた様な内容を本人に伝えたところ、返信はなく「イイネ」で済まされました。
最近Instagramの世界では、リバティのハンドメイドって高いよね!じゃあ貴方が作れるようになろう!作れるようになったら販売もしちゃおう!リバティだから初心者でも売れるよ~!といったハンドメイド講師が、ものすごーーーく目立ちます。
技術なんていい加減でも、リバティファブリック。リバティプリント。人気のリバティ。ってだけで、高値を付けて販売が出来てしまって。それをまたリバティに憧れる無知な方が買ってしまって。この程度のクオリティなら私も作れるかも?ってなってしまって。講師はまた更に儲かる。負の連鎖。。。
いつか、秩序やブランド価値が崩壊しそうで怖いですねぇ~。
最後に…
このブログに辿り着いてくださった貴方は、
そんないい加減なハンドメイド講師からは習わないように。
技術が低いのに、相場より安いからって、いい加減なビギナー作家さんから買わないように。
きちんと規約通りの販売の仕方をしている素敵な作家さんから、リバティプリント使用のハンドメイド作品をお買い求め頂けたらなと思います。
そして、リバティプリント使用ハンドメイド作品を販売したくてこの生地に辿り着いてくださった方へ。
素晴らしい!きちんと調べたその時間は、ちゃんと貴方の価値や経験になりますよ!
分からないことを分からないままで終わらせず、きちんと調べて不安を解消する貴方は、きっと素敵な作家さんです。
これからも頑張って、ハンドメイドを楽しんでくださいね!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらの記事では、2024年9月、実際に書類送検された違法ハンドメイドパーツについて、綴っています。
きちんと販売できる体制が整っている作家さんは、ネットショップの開設を検討してみましょう!
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