ハンドメイド関連

無店舗型委託販売で売れたいのなら【一匹狼はやめよう】

自分の宣伝だけの作家さん、自分のことだけを考えている作家さん、

これ、よくないんですよ~!

実店舗委託やマルシェ出店などの話しではちょっとまた変わってくるので、今回は【無店舗型(配信型)委託販売店に所属している作家さん向け】の内容になります。

自分の宣伝はもちろんのこと、他の作家さんの宣伝まで出来る人って

やっぱり人付き合いが上手で、認知が広まりやすくて、売れっ子作家さんです。

どーゆーこと?ってなりますよね。解説していきます。

(本ページはプロモーションが含まれています)

前回の記事では、ステマ規制で他人の意見に流される作家さんの、よろしくない方のお話しをさせて頂きました。

仲良しごっこしてんじゃないよ!自分で調べて自分の発信に責任を持ちなさいよ!といった内容だったにもかかわらず

今回は真逆の作家付き合いなお話しです。

好きなアーティストや、憧れの作家さんだとして…

新曲できました!聞いてください!

写真集だします!買ってください!

グッズがいついつ販売です!買ってください!

チケットいついつ発売です!よろしくお願いします!

↑宣伝ばーっかり!

番宣しかしない。宣伝しかしない。これってどうですかね。わくわくしないですよね。

また宣伝かよってね。

ファンをわくわくさせよう

宣伝ももちろん大切なことなんだけど、

例えば推しが今日は何をしていたか載せてくれただけで、嬉しくなりますよね。

更新ありがとう!わ~楽しそう!って感じたり、

え~今日チラッと載せていたのはなんだろう?早く教えてー!楽しみにしてるよー!って思ったり、

これって大事なんですよ。

ファンを更に惹きつける為に。

・好きな作家さんがオススメしている他の作家様の作品

・作家さんが今日飲んでいたスタバ

・先日ストーリーズに載せていたコンビニスイーツ

なんだかちょっぴり頭の片隅に残っていて、ついつい買ってしまったり。

「私も〇〇さんがやっていたカスタムやってみましたー!美味しかったです!」と、共通の話題で盛り上がったりも出来る。

作家さんと顧客様の距離が近くなります。

これを作品でもやってみる

A作家さんが、A自身の作品や、納品状況、新作のお知らせ、などなど…自身の宣伝だけをするのには、やはり限界があります。

普段からInstagramのリーチ数が少ない作家さん、オススメ欄に載らない作家さんなら尚のこと。

そこで登場するのが、他の作家さんの作品をお勧めすることです。

お勧めといっても、前に購入した作品のアナザーストーリーを載せるたけ!

A作家さんが、B作家さんの作品を買ってすぐに「Bさんの作品買ったよー!」と載せるのももちろんOKなのですが、その後にも載せることが出来たら最高。

もう半年前に買った作品でも、1年前に買った作品でも、大丈夫。

「前に買ったBさんのピアスでお出掛けしました!ずーっとお気に入りで付けています!」

宣伝をしてもらって、嫌な人は居ないですからね。

そうすると、B作家さんもB自身のInstagramのストーリーなどで「大切に愛用してくれてありがとう」を載せることができます。

お互いに褒め合って、仲良しごっこじゃん…

なんて感じる人もいるかもしれませんが…のんのん。

そーゆー話しじゃないんです。

お互いのInstagramで名前が載るということ

A作家さんが、B作家さんの作品を載せました。

B作家さんも、お礼を載せました。

すると、A作家さんのフォロワーさんは、B作家さんを見ることになる。

お礼を載せてくれたB作家さんの方でも、A作家さんのInstagramが気になって、見に行ってくれる人がいるかもしれない。

これを利用するんです!

Instagramのオススメ欄や発見欄に載らなくても、ハッシュタグから検索してもらわなくても、人の目に触れる。

しかも、作品のアナザーストーリーを載せているからこそ、

その作品がすぐに壊れたり、色褪せて使えないものになっていないということは分かるし(長持ちする作品)、既に信頼関係のある顧客様からしたら、欲しい!に繋がりやすい作品です。

相乗効果でA,Bどちらの作家さんの作品も売れます。

無店舗型委託販売は作家様同士の距離も近い

配信メインの委託販売だからこそ、作家さん同士。お客様と作家さん。

とても距離の近い空間です。

そんな空間で、A作家さんとB作家さんは仲が悪い。なんてことになっていたら、

Aさんファンの顧客様は、きっとBさんの作品を買わないでしょう。。

それぐらい、関係性も大切な空間なのです。

その為、無理をして仲良しごっこをしてほしいわけではないですが、

自身の作品のみではなく、他の作家さんの作品をストーリーズでお勧めしてみたり、

自身の作品の撮影の際、他の作家さんの作品も写真の中に入れてみたり、

そんな風に、自然に周りへの配慮が出来る作家様は、

自分のしたことが返ってくるように、周りからも認知され、慕われ、自然と売れない作家さんよりも作品をご購入頂くことが多いです。

作品自体も想いがこもっている

そんな素敵な作家様は、納品をする際の作品もやはりお客様へのお届けまで配慮していることが多いですね。

これについてはまた別でも詳しく書きたいのですが

納品すればいいや。売れればいいや。な作家様って、

作品をOPP(透明な袋)に梱包して、お値段を付けて。これで終わりなんです。

お客様の元へお届けした時のことまで配慮できている作家様は、

作品をOPPに梱包し、お値段を貼るだけでなく、そのOPPの中には自分の名刺・ショップカードが同梱されていたり。

作品のお取り扱い説明書(カードなど)が同梱されていたり、サンキューシールが貼られていたりします。

ただOPPに入れただけより、時間も手間もお金も掛かっていますし、そういった配慮が出来る作家様は、

作品を納品して終わり。預けて終わり。ではない傾向にあります。

そしてやっぱりそんな作家様の作品がお手元に届いた際は、簡易梱包のものと比べると、ちょっとだけ嬉しくなりますよね。

ちなみに、当店でも資材としてOPP袋のお取り扱いがありますが

作家様に人気のサイズは

①8×11 ②10×11 ③10×13

横10㎝ 縦15㎝未満のサイズ感が人気です。名刺より一回り大きい感じになりますね。

参考までに

一匹狼は辞めよう。

今回の、一匹狼は辞めようというテーマですが…

そこには、作品をつくって、納品して終わり。ではなく

周りへの配慮。気遣い。お客様への配慮。気配り心配り。

そんな、あれやこれやが含まれているよ。

といったお話しでした。

この記事を読んでくださった作家様が、今よりほんの少しでも、今回書いた内容が意識できるようになってくれたら嬉しいです。

全然話しは変わりますが、このブログ…普段の作家名、お店の名前とかけ離れた名前でやっているけど、投稿内容が同じなので、いつか身バレしそうだわ。笑

その時がきたら、きっとブログ名を変えるかもしれません。笑

おしまい

ABOUT ME
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ゆこ
ハンドメイド作家になり、個人でのフリマサイトでの販売や、SNS等を利用したライブコマース販売を経験し、数年。。 世の中が著作権の取り締まりに厳しくなり始め、コロナ禍に突入し、おうち時間の変化→ハンドメイド作家量産期へ。 個人での販売に限界を感じ、作品の販売方法を個人→委託へシフトチェンジ。 委託販売を数年経験し、現在は受託側になり自身のハンドメイド委託販売店を経営しながら奮闘する30代です。