すごかったです!!(悪い意味で)
みんな落ち着いて~。慌て過ぎだよ~。ってずっと思っていました。。。苦笑
話しが二転三転!お客様へのお願いといいつつ強要!曖昧なリサーチでお知らせお知らせお知らせ!訂正修正再投稿!
焦る作家さん、うんざりする作家さん、呆れる作家さん、不安になるお客様。
なんであんなにドタバタしたのでしょうか。
それはきっと…流されてしまったんでしょうねぇ。
さて、10月1日からステマ規制が強化されることにより、Instagram内のハンドメイド界隈は大騒ぎでした。
みんなやってるから!私も早くやらなきゃ!この流れに乗らなくちゃ!や、あの人が書いているから。あの人がこう書いているから。といった、
自分できちんと調べもせずに騒ぐ作家さんたち
で溢れていたんですよね。
曖昧な「大切なお知らせ」
「ステマ規制について、大切なお知らせです」
最初の第一波としては、ステマ規制が強化されることにより、今までご購入頂いたお客様への【全投稿の編集、削除依頼】でした。
過去5年分に遡り、購入品には「#購入品」、作家さんの作品を紹介しつつ投稿をしているものには「#PR」を付けるようにお願いする作家さんで溢れていました。
よく分からない人は、投稿を削除するように。と促す投稿、ストーリーを、次から次へと拝見しました。
またこれか…。うわぁ~この人もこれか…。と思いながら見ておりました。
何故、皆でシェア合戦?その人も1作家にすぎないよ
次に、ステマ規制について、まとめ投稿をしている作家さんの投稿を、次から次へと皆でシェアする第二波がきました。
「ステマ規制ってなに?と思った人は、この投稿を見てね!とってもわかりやすくまとめてくれてるよ!〇〇さん、ありがとうございます!シェアさせて頂きました!」
「とゆーことで、私が最初にお知らせしたものは、間違っていました!追記したので再度ご確認をお願い致します!」
お客様を振り回すなぁぁぁ!!
で、そのシェアされまくってる投稿の内容も、
ステマ規制とは?ステマとは?ステルスマーケティングとは?といった、ステマの解説メイン。
更には、お客様が過去の投稿まで遡って再編集してくれないと、作家側、お店側が罰せられて、今後活動が出来なくなるといった、脅し文句。
お客様の為にも、作家が今後も活動を続けられる為にも、ステマ規制のルールを守るように。
お客様がルールを守らなくても罰せられることはないよ!安心してね!でも今後も作家を応援するなら、ルールを守ってね!
といった怖い内容でした。
投稿はプチバズり、コメント欄なんてえらいこっちゃ。
大どんでん返し!二転三転する作家さんたち
さて、第三波は、これまで書いてきた内容が間違っていたという内容の投稿、ストーリーズの嵐です。
消費者庁に確認したという投稿が出回り、その内容によると
プレゼント企画やモニター募集によって、作品をタダでお渡ししている方。その対価として宣伝を依頼した作家さんは、「#PR」が必要なこと。
購入した作品を、作家さんが頼んでいなくても、お客様が投稿やストーリーズで載せてくれたものに関しては、編集や削除が不必要だということ。
分からないまま誤った内容を発信するのではなく。そして、不安なままにせず。調べようということ。
その様な内容でした…。
そして作家さんたちはこぞって今までの投稿やストーリーズでの間違った内容を謝罪。お客様へ編集や削除をしなくて大丈夫!といった声掛けをしていました。
時すでに遅し
こうらしいです!やっぱりこうらしいです!ごめんなさいやっぱりこうみたいです!
その頃にはもう、たくさんのお客様がうんざりしておられましたし、
大好きな作家さんの為に急いで連続で投稿を編集したり削除して、アカウントに制限がかかってしまった方もいたり。
今回のステマ規制で、作家同士の仲良しごっこはつくれても、お客様との信頼関係が薄れてしまった作家さんが多かったと思います。
きちんと自分で調べよう!周りに流されるのはダメ
周りに流され話しが二転三転し、何度も投稿本文を追加したり、何度もストーリーズでお知らせを流したり。流し直したり。
お客様に確認させたり。確認させ直したり。
曖昧なままで、人に影響される人間が、こんなにも見ていてしんどいものだとは…。
と、私は怖くなりました。
コロナ禍の偽情報に振り回された世の中と、なんら変わらなかったです。
今回のステマ規制強化により、お客様離れに繋がってしまった作家様も少なからずだったのでは?と思います。
大切なことは、
きちんと自分で調べ事をする。自分の発言に責任を持つ。
お客様を不安にさせない。お客様を振り回さない。
今回の件に限らず、お客様との信頼関係は
リピーター様になって頂けるか、一度作品をご購入頂いて終わりの作家さんになってしまうか。
これにも反映されます。
たまたまご購入頂けた作品。たまたま出会ったお客様であっても、ひとつひとつのご縁を大切に出来る作家様になれたらいいですよね。
おしまい