無店舗型委託販売店/配信メインの店舗の、キャンセル・キャンセラーという闇について
お久しぶりの更新になってしまいました。
今回は、無店舗型ハンドメイド委託販売店、キャンセルについてのあーだこーだを書きます。
ハンドメイド作品の委託販売店にも色々あり、
ポップアップ・マルシェ・実店舗ハンドメイドショップ・無店舗ハンドメイドショップなどがありますが、
その中でも1番作品が売れる(動きが速い)のが、無店舗型なのではないかなぁと、私は思います。
(今までの、作家としての経験として)
もちろん、集客率の高いマルシェや大きなハンドメイドイベントでは、
その日に向けて沢山の商品を用意し、
来て下さるファンの方や来場者の方々、
更には海外のバイヤーさんなどに目をつけて頂ければ、1日で何十万円もの売上を作れるらしいですが…(これは当店所属作家様のお話しで、私の体験談ではありません)
しかし、ライブ配信で日々作品がたくさん売れるといっても、そこには闇があるんです。
それは、
・お客様が毎日お支払いを完了する訳では無いということ。
・お顔の見えないお客様と、DM(ダイレクトメッセージ)のやり取りだけで、商品を売買しお金のやり取りをすること。
つまり、
いくらでもバックレられるんですよね。
いつでも飛べるんですよ。
お客様が、作品をキープ(買い物かごに入れるようなもの)をして、
お店が定めたご精算日(お支払い日)に、皆様一斉に、キープしたお品物をまとめてお支払いをする。といったシステムになります。
アカウントを消されてしまえば、二度とそのお客様に連絡は取れません。
ブロックされれば、それもまた連絡は取れなくなります。
そりゃぁキャンセルってものは、悲しくもなりますし、イラッとします。
しかし私は、
キャンセルされたことによって苛立って、
キャンセラーのアカウントを晒したり、
キャンセラーとのDMのやり取りを晒したり、
自分がどれだけ怒っているのかを SNSで皆さんに訴えている方を見ると、
なんとも言えない気持ちになります。
(シンプルに個人情報漏洩でもある)
キャンセルされたことをギャースカ吠える行為。
それってキャンセラーからしてもメシウマなんじゃなかろうかと。。
きっと、それを見て楽しんでいるキャンセラー(愉快犯)も結構居ると思うんですよね。
その キャンセラーさんの過去に何があったか分かりません。
その時たまたまお金が足りなかったのかもしれない。
自分の財力を把握しつつも、素敵な作品を見せられて 我慢できなかったのかもしれない。
支払いを遅らせて欲しいとお店側に申し出たら、罵声を浴びせられたのかもしれない。
しかし…キャンセラーさんの軽率な行動で、
・キャンセルがあった事実を作家様にお伝えするオーナーの心の痛み。
・作品を作ってくださった作家様が悲しむこと。
・キャンセルされてしまった作品を再びご紹介に出すこと。(表向きには見えない作業もある)
・作家様とお店側との信頼関係が薄れること。
いろんな、あれやこれやがあることも、知って頂きたい。
無店舗型の委託販売店は、
お客様との信頼関係がとても大切な場なのです。
所属しているA作家さんのファンの方で、お店に来てくださっても、
同じく所属しているB作家さんとモメた方かもしれない。
所属作家様のファンであっても、お店側と反りが合わないかもしれない。
どこで何を買うかはお客様の自由です。
日々たくさんの作品と所属作家様を管理させて頂く中で、たくさんのお客様とやり取りをし、オーナー側の業務も機械的になってしまう事もあるかもしれません。
しかし、そんなお店側(オーナー)にも心はあるし、作家様にも もちろん心はあるし。
軽率にキャンセルやバックレる様な人が、1人でも減って欲しいなぁと願うばかりです。
ちょっと話を戻しますが、
たまにInstagramの投稿やストーリーズで
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
キャンセルされました💢
〇万円超えのキャンセルです💢
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
と、キャンセラーのアカウントを晒したり、キャンセルされた作品のお写真を載せている方を拝見します。
私はこれがどうも好きじゃないんです。
被害が拡大しないように、悪いヤツを晒しているのかもしれない。
キャンセルされたお品物が、早く次の方に買われるのかもしれない。
でも、
キャンセルした人だけが悪かったのでしょうか?
その様な対応をするお店には、何も非はないのでしょうか?
そして、
せっかく丹精込めて作られた作品たちを
キャンセルされた可哀想な作品
として晒しあげるのはいかがなものか…。
更にはそこに便乗して
キャンセルされた私の可哀想な作品!誰かお嫁にもらってください!半額です!
と、叩き売りまでする作家様も見受けられます。
せっかく貴方が一生懸命作ったのに…
自分の作品を 自分の手で 可哀想な作品にしないであげて…と思います。。。
いろんな人や物が傷付くキャンセル・キャンセラー・バックレの実態と闇について
今回は少々感情的に書いてしまいました。
ハンドメイドの世界に限らず、どこの業界にも無断キャンセル・バックレなどはあるかもしれません。
人と人との関わり合いですから、
信頼関係を大切に。
悲しい出来事が減ることを願います。
おしまい。