ハンドメイド関連

ハンドメイド作品販売/委託販売ってなに?どんな委託先があるの?

こーゆー内容のブログを書きたかったんですぅー。

やっと書き始めることができた!進歩!

ハンドメイド作家になって、まず始めるのは個人販売だと思います。

InstagramやTwitterなどのSNS。

あの作家さんはこうして販売できているのに、なんで私は上手くいかないんだろう?

どうやったら私の作品は友達や身内以外に売れるんだろう?

そんな風に考えたことはありませんか?

そこで視野に入れるのが委託販売です。

この記事では、3種類の委託販売について(実店舗、無店舗、マルシェ)ざっくりと解説します。


個人の作家さんが販売しやすい場所として、自身のネットショップやSNS、フリマアプリ(メルカリ、PayPayフリマ、ラクマ、ヤフオク)などがありますが、

同じジャンルの作家さんばかり目に入り、人と比べたり、価格競争など…

本来は作品づくりの事だけで悩みたいのに、それとはまた違った悩みが生まれることも。。

個人販売とは別で“委託販売”=他者に販売をお願いする販売の仕方があるのはご存知ですか?

委託販売とは?

委託販売とは、一般的に製造業者や商社などが商品の所有権を持ちつつ、別の業者に商品の販売を委託することを指します。つまり、商品の販売を第三者に委託する仕組みが委託販売に当たるのです。商品の販売業務を代行する手数料として、相手方は販売手数料を受け取ります。

委託販売の意味やメリット・デメリットを詳しく紹介/参照

ハンドメイド作品における委託販売は、大きく分けて3つ。

  1. 実店舗型委託販売店に作品を預ける
  2. 無店舗型委託販売店に作品を預ける
  3. マルシェ出店者に作品を預ける

実店舗型委託販売とは、

実際に店舗を構えているお店で、月々のブース代(棚代)を支払い、店舗の営業時間内に、来店したお客様へ向けて作品を販売してもらうこと。

レンタルボックス、レンタルスペース、ハンドメイド雑貨店、ポップアップショップなどのハンドメイド作品メインの販売場所から、ヘアサロン、エステサロン、カフェ、レストラン、道の駅など、省スペースの販売場所などまであります。

無店舗型委託販売とは、

コロナ禍の世の中に急速に市場が拡大している委託販売の形です。

主にSNS(Instagram)やピースユーライブなど、ライブコマースアプリを主体とした販売方法で、実店舗がない分、ライブ配信の回数や時間、フォロワー数などにより、店舗によって差があります。

マルシェ委託とは、

マルシェに出店される方が受託をし、1つの出店スペースに数名の作家さんの作品を同行させ、マルシェ開催期間に販売をする方法。

ロハスフェスタ等、大きなマルシェにはかなりの集客も見込まれ、マルシェの規模によって委託料や販売手数料も変わってきます。

委託料金、販売手数料とは?

委託料金とは、

毎月支払う基本料金のことです。月々の契約料や家賃のようなものです。自分のブース、スペース(棚)を借りる賃料。

そのお店に在籍する作家さんとしての契約料金になります。

販売手数料とは、

正式には作家さん側からすると委託料。お店側からすると受託料。

作家さんの作品を販売するという業務をお店が行います。その対価として手数料をお支払いする。これが販売手数料にあたります。

具体的に月々の委託料や販売手数料ってどれぐらい?

実店舗型…棚の配置や大きさ、店舗の規模や立地等によって変わります

月々の委託料、棚代

安いところで¥1,500~¥3,000前後

平均や高いところで¥3,000~¥5,000前後

販売手数料 20~30%が一般的

資材専門の棚は比較的 料金設定が安い傾向にあります。

布作品など、大きな作品を納品する為に棚の幅が広かったり、お客様の目線が集まる高さの棚などは、料金が高くなります。

無店舗型…配信の回数や納品数。新規店と年数が経過しているお店によって変わります(無店舗型の委託店は、ほぼ毎月のように新しいお店がオープンしている現状です(2023.5.現在)

月々の委託料、BOX代

安いお店や新規店などで¥500~¥1,000前後

高くても¥1,000~¥2,000前後

販売手数料 10~20%が一般的

新規オープン特典で、スタートの1ヵ月目は委託料金無料があったり、

在籍作家さんの多い店舗・フォロワー数の多い店舗は、料金設定が高くなる傾向にあります。

マルシェ委託…小さな規模のマルシェから、大きな規模のマルシェまで様々。出店スペース2×2mなどに置ける範囲内で、共同出店をする委託のやり方

1日の出店料 出店料の割り勘〜1人¥500など様々

販売手数料 10~20%が一般的


この様に、

販売する場所、お客様の目に触れる回数、立地などにより、委託料金や販売手数料は変わってきますが、

実店舗・ポップアップなどは高額。

無店舗型・郵送で納品する形態のものは少額が多いです。

カフェや美容院など、ハンドメイドショップがメインでない場合は、月々の委託料は無し、販売手数料のみのところも多くあります。

委託販売店を決める際は、自身の作品のクオリティや価格帯、在籍作家さんと自分のレベルがかけ離れていないかどうか、お客様の層やお店の系統(ふんわり可愛いのか、ワイルドカッコイイのか)など、様々な視点から検討しなければなりません。

今回はざっくりと、委託販売というものはなんなのか?

ハンドメイドの委託販売はどのようなものがあるのか?

委託料金や手数料にはどの様な違いがあるのか?

その辺をまとめてみました。

またの機会に自身に合ったお店選びのコツや、

それぞれのお店の攻略法など、

またまとめたいと思います。

おしまい

にほんブログ村 ハンドメイドブログへ
にほんブログ村
ABOUT ME
アバター画像
ゆこ
ハンドメイド作家になり、個人でのフリマサイトでの販売や、SNS等を利用したライブコマース販売を経験し、数年。。 世の中が著作権の取り締まりに厳しくなり始め、コロナ禍に突入し、おうち時間の変化→ハンドメイド作家量産期へ。 個人での販売に限界を感じ、作品の販売方法を個人→委託へシフトチェンジ。 委託販売を数年経験し、現在は受託側になり自身のハンドメイド委託販売店を経営しながら奮闘する30代です。